今年のNO MORE化学兵器では、『真相 日本の枯れ葉剤—日米同盟が隠した化学兵器の正体』の著者・原田和明さん(北九州市立大学)にお話を伺います。
貴重な機会ですので、ぜひお誘いの上、ご参集下さい。
日時:11月11日(土)18時半〜
場所:文京区民センター2A室 ※文京シビックセンターではありません。
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/shukai/kumincenter.html
東京メトロ丸ノ内線 後楽園駅4b / 5番出口から徒歩6分
東京メトロ南北線 後楽園駅5番出口から徒歩6分
都営地下鉄三田線/大江戸線 春日駅A2出口から徒歩2分
テーマ:「国産枯れ葉剤とその後の後始末」
講 師:原田和明先生(北九州市立大学)
資料代:¥500
戦前、日本軍は中国戦線で国際法違反の毒ガス兵器を使用しました。その毒ガスの原料として中間剤を製造していたのは、三井化学などの化学メーカーでした。戦後もこれらのメーカーは民需などとして農薬、殺虫剤と称して同種の化学製品を製造していました。戦前の毒ガス製造のノウハウを継続使用していたのです。その製品の一部は、ニュージーランドなどのメーカーを通じてアメリカ軍に提供されていました。枯れ葉剤としてアメリカのベトナム戦争において、ベトナムで大量にまかれたのです。アメリカの枯れ葉剤の三分の一は日本製だと言われています。ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の実態、今も続くその影響、残された枯れ葉剤の行方はどうなったのでしょうか。
これらの事実をしっかり学び、その責任を追求する必要があるため、この問題について長年追求・調査をしてこられた北九州市立大学の原田和明先生をお招きし、お話をお伺いします。